楽して人のお金に手をつけるなんて最低

お札やカードの入った財布社会人になって間もない頃、会社からのボーナスがでたときの話です。ボーナス全額を引き出しそれを大切にお財布へ。その日の夜は、友人との食事の約束があったので、そのまま待ち合わせの場所へ向かいました。楽しく食事を終え、帰宅。その日はもう時間も遅かったし、疲れたためそのまま布団へころがりました。

翌日。考えてもいなかったことが起こったのです。確かに夕食のお会計のときにはあったはずの財布がないのです。かばんをひっくり返して何度も何度も探しました。帰ってきたみちを戻りながら探したりもしましたが見つかりませんでした。支給されたボーナスのすべてがそこに詰まっていたということ、大切に使っていた財布だったこと、クレジットカードやらキャッシュカードやら…とにかく頭が真っ白で何も考えられず、しばらく震えがとまりませんでした。なぜ?どうして?どこで?と、いつまでも頭のなかには疑問が残りましたが、ようやく少し冷静さを取り戻し、カードや銀行関係の休止の手続きを行い、とりあえず被害の拡散は回避。と思っていたのですが…。

ショックから立ち直りきらないまま週が明け、いつもどおり会社へ出勤。すると、私に一本の電話がきました。クレジットカード会社からです。なぜ?先日の休止の手続きに何か不備でも?といろいろなことを思いながら電話に出てみると、「カードの使い方について確認したい」とのことでした。もう何がなんだかわかりません。さらに話を聞くと、私が紛失(盗難?)したと思われる時間帯(レストランで支払いをしてから翌朝までの間)に使用した形跡があるので状況確認したいとのこと。

まったく身に覚えがなかったので必死になって否定と説明をしました。当時、カードを3枚もっていたのですが、ほかの2枚も同様、その深夜の時間帯にカードが使われており、計200万近い支払いだというのです。このときばかりは本当に人生終わったかと思いました。その後もいろいろ心情的にはあったのですが、カードについては私が使ったものでないということが証明され、保証されました。

それから半年以上経ったころです。知らない電話番号からの着信です。警察署からで驚いたのですが、内容としては、「あなたの落し物が届けられている」というものでした。半年もたっていてまさか?!とは思ったのですが、財布にしか心当たりはありません。どきどきして落し物の内容を聞くと、病院の診察券や、ポイントカードの類ばかりがばらけた状態で落ちていたところを届けてくれたというのです。届けてくださった方には本当に感謝しました。届けに行くという行為は、その方の時間も労力も費やすことだからです。

しかしそれと同時に腹立たしくもありました。財布や現金・キャッシュカードにクレジットカードといったものだけを抜き取り、その人にとって不要なものだけを道端にほうって行ったということに他ならないのです。それも半年もたって、本人の中ではほとぼりが冷めたとでも思ったのでしょうか?理解に苦しみます。今でもあのとき、財布が自分の紛失なのか盗難なのかは疑問が残るところです。世の中に悪いことを考える人なんていなければいいのに。と切に願ったものです。

 

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