友達だからといって信用してはダメ

ある日急に仲良かった友達から、10万今すぐ貸してと連絡があった。訳を聞いても、ちょっと…と言葉を濁すばかり。流石に10万という大金だった為にちゃんと理由がなければ貸したくなかった為、友達には訳を話してくれたら理由次第では貸すと話した。

すると、少し前に先輩から話があり、自分が立ち上げる会社に投資してほしいと言われ投資したとの事。既に会社を立ち上げる準備は終わっており、事務所の場所も確認済み、各書類にも目を通し、役員として自分も入ることになっているとの事。

先輩とは投資額200万で約定を結び、現在180万投資しているのだが、その投資の内訳が手持ち50万しかなかった為に130万は消費者金融から借り入れ投資をしたとの事。消費者金融からは引っ張れるだけ引っ張ったのだか、先輩からあと20万足りないんだけど、とりあえず今週中に10万あればと言われたから、お前にしか頼めなくて頼んでるという話だった。

聞いた瞬間に貸せないと判断した自分は、契約した書類を持ち即警察に行き、どういった経緯で今日まできたのかを話すべきだし、悪いけれどそんな話に載り、挙句借金をしてまでなんとかしようとした奴には1円も貸せないと断り、お金は貸さなかった。

後日わかった事だが、自分に話してきた内容自体もデタラメだった。其奴がマルチをやっていたようで、其方の返済に当てるために仲のいい友達に片っ端から声をかけていたと言うことがわかった。

また、自分以外に相談された人の中には10万は貸せないけれど1万ならと言い貸したやつも何人かいたようで、案の定逃げられた上に音信不通、未だに何処にいるかも分からず、勿論貸したお金を回収することも出来ていない。

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