facebookの投稿をやめるきっかけになった出来事

私が社会人になって3年ほど経った時の出来事です。私はその頃facebookにはまっており、週に一度のペースで日常の出来事を投稿していました。閲覧は全体公開にしていたため、たまにfacebookを通して知らない人や昔の友人からメッセージをもらうことがあり、当時の私は、そうやって人脈が広がっていくのが楽しいと感じていました。

ある時、私の小学時代の知り合いの女性から「いつもfacebookみてるよ」とメッセージが届きました。いつも通り、昔の友人とこうしてまた連絡がとれて嬉しいと感じる半面、怪しい気配を感じました。なぜなら、彼女とは小学時代の同級生ではあったもののクラスは別だったし、進学した同じ中学校ではほとんど口をきいたことがなく、よく私と連絡をとろうと思ったなと感じたからです。

また、小学生だった当時から、彼女は人間関係について評判が悪く、中学を卒業してからは出家し誰も連絡をとれていないという謎に満ちた人でした。しかし、せっかくの出会いを無駄にするわけにはいかないし、投稿に対して「笑顔の投稿にいつも元気をもらっている」といった褒め言葉に気分を良くして調子にのっていた私は、彼女の誘いで私の自宅に招くことになりました。

同棲中だった部屋には、その日は私しかいませんでした。その部屋に彼女は車で訪れました。来てすぐ、自分が妊娠していること、出産費用がないこと、夫が働けないこと、親に頼れないということ、このままだと皆死してしまうということ等を持ってきた大きいバッグから様々な証拠っぽい資料や写真などを出しながら説明されました。私は当時結婚・妊娠の経験がなく、説明の内容の真偽がまったくわかりませんでした。怪しいとは思いつつも、もしこの話が本当だったら可哀想だと思いました。

普段、どんなに仲のいい友人とも金銭のやりとりだけは少額でも許さなかった私は、お金は貸せないけれど違う方法で助けると彼女に伝えました。ところが彼女は10万貸してほしいと譲らず泣きはじめたので今おろしてないから5000円しか手元にないと嘘をつきました。すると近所のコンビニでおろしてくれないかと必死に頼んできたのです。挙句の果てには、私の同居人が帰ってくるまで待って同居人に貸してもらえないかと言いはじめました。さすがに同居人に迷惑をかけるわけにはいかず、お金を渡して帰ってもらう事にしました。

私は、コンビニで5万円をおろし「返さなくていいからこれで勘弁してくれ」と説得し追い返しました。その後何度も「子どものおむつ代だけでもいいから」などと玄関口まで来てお金を借りに来た彼女ですが、その出来事から私は一切彼女の連絡には返事をせず、今は引っ越しをしfacebookをやめて、平穏な生活を送っています。

今、結婚・妊娠を経験して思い返してみると、やはり彼女はプロで彼女の話は嘘だったと確信しています。当時の私がfacebookに、充実して裕福な生活をしていることがわかるような投稿をしていたこと、人に対する警戒心が甘かったこと、結婚・妊娠の経験がなく知識が浅かったことが、私の失敗の原因だと思っています。

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